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しっかり固めてますか?

2020年11月19日

~現場からこだわりをお届け!!~

基礎工事編

今回はコンクリート前の最重要項目、
地盤の締固めについてこだわりを
株式会社ヒロ匠 府川さんよりお届けします😆
地盤の締め固めは、床付完了→砕石敷込→転圧
という流れの作業になりますが、ここで重要なのが
「何を用いて転圧をするか」です。
一般的にプレートと呼ばれる下の板部分が振動して砕石を
平らにする機械を使用して転圧します。
しかし、marukanの仕様では、ランマーと呼ばれる下の
板が上下に動いて砕石を叩いて転圧する事が定められています。
今回は、何故ランマーという機械を
使用する必要性があるのかを数値で表してみました。
まずプレートですが、砕石敷込状態→転圧→≒18㍉締固められました。
次にランマー1周目 ≒35㍉締固められました。
2周目 あまり変化しなかったので
続けて3周目 ≒40㍉締固められました。(敷込状態からの下り数値)
今回の現場状況での計測値になりますが、プレートだけで終わらせた場合、
基礎が出来上がり上棟→内部造作、器具付→外壁等でどんどん重量が地盤にかかっていき、
将来的に≒22㍉建物が下がる可能性があるということがわかりました。
下がった場合、歪み・傾きなど建物にどんな影響が出るか分かりません。
そのような事が起こらないよう、
マニュアルに沿った施工はもちろんの事、現場状況に合わせた対応で仕事を納める。
こだわるところはトコトンこだわる。
それが私達、湘南マイスターです👍

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