メニュー

#6 躯体がもし濡れてしまったらどのような影響があるの?「養生へのこだわり」part2

2021年10月14日

こんにちはmarukanです!

今日はこんな方にオススメの記事を用意しました。

前回は資材養生の重要性をお話ししました。

高品質な建物造りに欠かせない養生。

今日は構造躯体を濡らさない為の躯体養生についてお話ししていきます。

躯体がもし濡れてしまったらどのような影響があるの?

躯体がもし雨でぬれてしまったらどのような影響があるのか…

引献「こ用文れだけ違う!一流の現場とよくない現場」文芸社

引用文献「これだけ違う!一流の現場とよくない現場」文芸社

ズバリ!カビや湿気の原因になります。

建物の屋根や外壁といった雨風にさらされる部分に防水処理を施し、

雨が建物内部に侵入するのを防ぐ防水工事完了前の段階で建物をむき出しの状態にしていますと

写真のように屋根や柱、床の木材が雨でびしょびしょに濡れてしまいます。

そこからカビや湿気の発生に繋がってしまいます。

床仕上材の下にある合板(複数の板を接着剤で貼り合わせてある床材)は一度濡れてしまうとなかなか乾きません。

実際に実験してみました

左側が養生をした合板。右側が養生をしていないそのままの合板です。

弊社の実験の結果では、合板を一枚、一日雨に当てた後に晴天の日を挟んで

含水率を測定した結果、中央部分は乾燥していたが、小口(端の部分)は乾かず、

積層部分の剥がれと数日後にカビの発生が見られました。

このまま仕上材をこの上に貼ってしまったらどうなるのでしょうか…

左:〈ヌレインシートで養生〉 右:〈未養生〉

ネットでは建設中、雨に濡れる事について様々な記事を目にしますが、

日本の天気は1年の3分の1が雨です。

また近年、ゲリラ豪雨といった突発的なケースも多く、

これが実験による紛れもない事実です。

いつ雨が降ってきても安心できるように防水工事が完璧に終わるまでは徹底した養生が必要不可欠となります。

自分の建物を欠陥住宅にしない為にも工事現場に見学に行く際は

防水工事が終わっていない建物が雨ざらしになっていないか確認してみる事をオススメします!

カビや湿気を遠ざける徹底した養生

marukanでは、建築構造を支える骨組にあたる躯体は濡らしません。

土台部分には透湿防水シートで万が一に備えます

透湿防水シートを張る事によって雨を防ぎます。万が一基礎の中に水が侵入してしまっても基礎透湿防水シートは

湿気を通すので、基礎の中を乾燥させる役割もあります。

床合板に養生

床合板には「ヌレインシート」という防水性のあるシートで養生を行い雨水から合板を守ります

建て方後、すぐにホワイトシートにて全体を覆い雨水から建物を守ります

上棟したら即ホワイトシートで養生を行い雨で濡れないようにします。

こうした建物を絶対濡らさない強い想いのもとお客様の大切な建物をお守りしています。

 

marukanの現場監督さんに

「建物を造っていく中で、これだけは譲れないこだわりポイントを教えて下さい」

と質問してみたところ、色々なこだわりを語ってくれましたが

「徹底した養生!!と答えてくれた監督さんが多かったです!

お客様が安心できる建物造りにとことんこだわり、ここまで徹底された養生を施している工事現場。

同じ社内にいながら「すごいなー」と感心してしまいました…笑

marukanの現場はショールームです。
いつでも誰でも見学できる現場作りを行っています。
ぜひ工事現場に遊びにいらして下さい。現場スタッフ一同お待ちしています。
 どこに工事現場があるのか知りたい…等

工事現場のお問合せはこちらへ

湘南エリアのアパート建築はmarukanにお任せ下さい。

株式会社marukan

〒254-0903 神奈川県平塚市河内370

TEL:0463-30-6606

メールからのお問い合わせはこちら

 

↑ PAGE TOP