【前編】湘南で新生活を始めるなら、arukaがいい。入居者に寄り添うチームが叶える、唯一無二の物件づくり
今回私たちがご紹介したいのは、当社ユーミーらいふグループのオリジナルマンションシリーズ「aruka(アルカ)」についてです。
「aruka」は、私たちが自信をもっておすすめできる、湘南の地域に根ざした賃貸物件。同じくユーミーらいふグループで、企画・建築を手掛ける株式会社marukanの社員・スタッフと共に一丸となって、徹底的に入居者の目線でもの作りをしています。
すべては、arukaに住むことを決めてくれた一人ひとりに心地よく感じていただき、長く住み続けてほしい、という想いから。
この記事では共にarukaを創り上げてくれている株式会社marukanのさまざまな役職の担当者に話を聞いたことを元に、arukaの4つの魅力を紹介していきます。
1.すべてに「ストーリー」がある。だから他にはない、唯一無二の物件と出会える
株式会社marukanは2007年創業の会社で、今年で14年目を迎えます。「地産地造」をモットーに、「湘南マイスター・ネットワーク」と名付けられた職人集団と共に、建物の企画・設計から施工まで、すべてワンストップサービスを展開しています。
さっそくまず一つ目のarukaの魅力は、物件のデザインの多様さと、デザイン性の高さです。arukaのWebサイトを眺めていても、一般的に見られる画一的な賃貸住宅とは異なり、一つ一つの物件にテーマを持たせている事も印象的です。
そう、arukaのこだわりは一物件ずつ丁寧に、そこで暮らす人のことをイメージした「コンセプトづくり」にあります。
arukaではこれまで50近くもの物件を建ててきましたが、すべてに「入居者の人物像」や、どんな暮らしを送るかを描いた「ストーリー」、「休日の過ごし方」などを考え抜いて、物件づくりの軸となる「キャッチコピー」を掲げます。さらに、そうしたイメージから内装のデザインや設備へと落とし込んでいくのです。
せっかくなので、具体例を見ていきましょう。arukaのとある物件では、入居者の人物像を「都内の情報サービス業に就く、サイクリングが趣味の28歳男性」と設定しました。
▲人物像が、テレワーク推進を機に湘南への移住を決意したこと、趣味のサイクリングを通じて、住み始めてから仲間が増えていく様子などをイメージしている「コンセプトシート」。(※本資料の一部、または全部を無断で複写複製・転載・第三者へ譲渡することを禁じます。あらかじめご了承下さい)
▲入居者の人物像や暮らしぶりを徹底的にイメージすることで、間取りや設備にもこだわり、設計デザインに反映しています。(※本資料の一部、または全部を無断で複写複製・転載・第三者へ譲渡することを禁じます。あらかじめご了承ください)
例えばこの物件では、入居者はサイクリングが趣味のイメージ。そうなると、こだわりの自転車を持っているはず。そこで室内にOSB合板を一面に貼った壁を用意することに。棚を取り付けられることはもちろんのこと、愛車を飾れる金具を付けてもOK。DIY可能なスペースを設置することに決めました。
また都内の会社に勤めながらもリモートワークをしている人物像であることから、部屋の中には、リビングや寝室などに余裕をもったスペースをとっています。ワークデスクを置くことを考慮したつくりになっているようです。
▲物件のコンセプトによっては、在宅ワークに対応できるよう、あらかじめワークスペースがあるお部屋も。
…..このように、一つ一つの物件に住まう人を思い描きながら、コンセプトづくりをしているaruka。一つとして同じ物件はなく、どこにでもあるようなありきたりなデザインのアパートは一つもありまん。
またコンセプトづくりにこだわることができるのは、marukanが湘南に根ざしたチームであるから。普段からスタッフ同士で、次のあの物件はどんな人が住みそうかな?などと声を掛け合っているのだそう。
企画担当・七戸さん
「暇さえあれば実際に街に出て、自分の目で見て、歩いて、肌で感じたことをコンセプトにするように心がけています。ときには物件周辺に住む近隣さんに教えてもらった、街の歴史などがヒントになることもあるんですよ」
「コンセプト」は住まう人たちへのmarukanからの最初のメッセージ。コンセプトを明確にすることで、共感してくれた人たちが住んでくれるようになります。すると入居してから自然とコミュニケーションをとってくれることも多いのだそう。
▲キャットタワーがついて、人も猫もうれしい物件に。
デザインマネジメント部・根岸さん
「分かりやすいものでいうと、過去には”猫”をコンセプトにした物件もありました。”ペット可”ではなく”猫共生”。事前に猫を飼っている人や、猫が好きな人が住んでいる物件なんだ、とわかっているだけで、少し安心感が生まれませんか。共同住宅で普通は気になる音も『あ、猫ちゃんが遊んでいるのかな』と思えたり、お互い様と思えるんです。
▲マリンスポーツを楽しむ人のために、屋外シャワーブースが設置されていることも多いそう
「私たちは賃貸や間取りなどのスペックだけでなく、こうした『ここでしかできない体験や価値』、『憧れの暮らし』などからお部屋探しを選んでほしい、と願いながら企画しているんです」
街のこと、周辺のお店のこと、湘南で暮らす人たちのこと……。普段からアンテナを張り巡らし、入居者様を考えることだけに徹底しているスタッフが企画してくれているからこそ、arukaは他にはない、唯一無二の物件となっているようです。
2.温かみのあるデザイン、使い心地の良さは、入居者目線のものづくりから
arukaの物件に初めて足を踏み入れて感じたのは「こんな部屋でくらしたら、きっと気持ちがいいだろうな」ということ。木目がしっかり見えて木の温もりが感じられる無垢床があったり、普通の賃貸では見られないような落ち着いた色味の建具が多かったり。
▲部屋いっぱいに敷き詰められら、無垢床が印象的なお部屋。ずっと素足で過ごしたくなる気持ちよさがあります。
▲スキップフロアタイプのお部屋
ほかにも単身者向けの部屋には、スキップフロアを採用することが多いことも、arukaの特徴の一つ。スキップフロアとは、同じ空間の中に少しずつ段差をつけたり、数段の階段をつけたりして、中2階や中3階を設けるつくりのこと。こうすることで、1階に住んでいてもリビングからの外へ向ける視点が高くなり、外を歩く人と目線が合わないようになります。洗濯物を干す際などにも安心です。
なぜこのようなデザイン性の高さと、使い勝手の良さが実現するのでしょう。その答えは、社内の女性スタッフの存在にありました。
marukanでは、一つ目に挙げた「コンセプトづくり」から、できあがった物件の最終チェックまで、すべて女性スタッフに任せることをルールにしています。
工事部・高島さん
「実際にできあがったものの使い勝手を確認するために、女性スタッフが最終チェックをする文化があります。チェックをしていくと、平面図のときには分からなかった不具合がいくつかあるんです。
例えば棚やブレーカー、バルコニーに吊るす物干しの位置など。ずいぶん高い位置にあって、小柄な人は使いづらいだろうな、と感じたら、実際に修正してもらう作業を行っています」
現場監督・原さん
「男とか、女とかの問題ではないのかもしれないけど、やっぱり女性陣は、住む人の立場になって考えて、僕らでは気付かないような問題点に気づいてくれるんですよね。現場スタッフも、みんなが頼りにしている存在です」
細部にも気が付く女性スタッフを中心に、コンセプトをつくり、設備や間取りを決めて、最終確認までする。会社一丸となって女性を頼りにしている風土が、住み心地の良い物件づくりへとつながり、arukaが湘南で支持されている理由の一つなのだと感じます。
後編では、arukaシリーズを手掛ける専任の職人集団や、将来の入居者を想い、近隣の方とのコミュニケーションを大切にする姿勢についてご紹介します。